検索窓
今日:666 hit、昨日:846 hit、合計:174,928 hit

49. ページ48

渡「俺もさ…お前と一緒にいたいと思ってる」


「うん、私もだよ、ここ居心地いいし」


渡「そうじゃなくて、いや、そうなんだけど。
Aと、2人の時間」


「うん、」


渡「だから、俺と付き合ってほしい」




いつもは照れて顔をそむけたりするのに
真面目な顔でまっすぐ私の目を見て伝えてくれた。

それを、もう一度聞きたくて。




「それは…私のこと、」


渡「お前さ…ほんと、ズルいわ…」


「どういうこと、笑」


渡「Aが好きだから。付き合って」


「うん、私も」


渡「私も?」


「…翔太が好きだよ」



同じことを仕返しされて笑、
恥ずかしくなって思わずベッドにあったクッションで顔を隠した。



渡「ふはっ、照れてんじゃねえよ、
お前からふっかけたんだろ笑」



それをいとも簡単に奪い去って顔を覗き込んでくる。

私は手で顔を隠しながら抵抗。



「いまめちゃくちゃ顔やばいから…」


渡「どんなAでも可愛いから」


「え……」チュッ



翔太らしくない甘い言葉を言われて顔を上げたら
唇に何かが触れて、

でも目の前に翔太の顔があったからその状況がなんとなく頭で理解できて、

また照れて顔を隠した。




渡「お前こんなんで照れてたら、
この先もたないからな?笑」


「なっ!変態っ!」


渡辺 「男は常に変態だから。」


「しばらく私に触れないで」


渡「はあ!?何でだよ!付き合ったんだし、いいじゃん」


「家ではそういうことしない!!」


渡「同じ家に住んでるのに!?拷問かよ」


「ここは私たちだけの家じゃないもん」


渡「お前はそれでいいのか」


「…やってみないと分かんないし」


渡「やってみて無理だったら?」


「…翔太は私とそういうことしたいから付き合うの?」


渡「そうじゃねえけど…好きな女に触れたいって思うのは自然なことだろ」


「じゃあ2人のときだけ」


渡「…分かったよ」




ちょっと不服そうな翔太と約束をして
シェアハウスに住んでるからこその私たちのルールを決めた。




「あ、康二くんにはまだ言わないで」


渡「何で?」


「私から言うから……いろいろ変に噂まわったら嫌だし、」


渡「あの目黒ってヤツか」


「うん…まあ、」


渡「じゃあ今は康二いないからいいか」


「えっ、ちょ、まって…!」



ベッドに座っていたからそのまま押し倒されて
濃厚なキスが降り注いだ。

50.→←48.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (151 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
738人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 渡辺翔太 , 目黒蓮
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年1月30日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。