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休み中、朝イチで家を出て菜月の家に向かう私。

急なことだったのに快く迎え入れてくれた。



翔太が起きたのか、連絡がめちゃくちゃきてるけど
全部無視した。




菜「とりあえず、全部終わったら聞くから
今はこっちに集中しないとね」


「ごめん…」


菜「うちならいつまでもいていいから。勝手にいなくならないでよ?
なんかすごいタイミングでケンカしたね?
せめて実習の前か終わったあとにしてほしかったわ」


「ですよね…、ほんとに申し訳ない。
実習は心してかかります。」




休み明けはさっそく会社に行って、
新商品を実際に手に取ってどんなものが見る。

そしてスタッフたちと会議をしてどんな感じで作って欲しいか会議。


それを持ち帰ってまた2週間後に提出。


翔太のことは考える暇もなかった。





納得がいくまで試行錯誤した2週間はあっという間に終わって、会社に行って3人でデザイン案のプレゼン。

一発目の案でほぼ気に入ってくれて、そのままトントン拍子に事が進む。

あらゆるショッピングモールや百貨店、美容院やクリニックなどに広告と新商品が大体的に売り出されることに。




3人「ありがとうございました」


スタッフ「今日はここまでで。ありがとうございます。
みんなめちゃくちゃ気に入ってて、すぐ決まっちゃいましたねー、さすが芸大生!」



スタッフさんたちともすごく仲良く作業できていて、
先輩たちから聞いていた"最悪の期間"など想像もできないくらい。


まあでも精神はけずられたかも。
寝る時間は数時間、食べるのも忘れるくらいだったし
何十個も作って、採用されるのはたったひとつ。

選ばれなかったものの評価はいいものではなかったし。






ようやく肩の荷がおりた帰り道。


あとは最終確認で数回打ち合わせがあるだけ。




菜「じゃあ2人ともお疲れ様!ありがとう!
A、今日帰りなよ?
私はここで…ごめんね!今度お疲れ会やろうね」


「うん、急だったのに家においてくれてありがとう、今日はゆっくり休んで!お疲れ様!」


目「おつかれー!…じゃあなんか食って帰ろ
A痩せすぎて心配、俺の見てるところでご飯食ってくれないと帰れない」


「そんな大げさだよ笑」





そのままご飯屋さんまでの道のりを歩きながら、
私は今日の出来事を頭に思い浮かべていた。


それは、プレゼンが終わってひとりでトイレに入ったときのこと。

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のりぞー(プロフ) - えええーーーー!!Σ(Д゚;/)/なんだか、悲しい…すごく続きが気になりますが、すでに泣きそうで…(>_<)更新、楽しみにしています。 (3月26日 20時) (レス) @page50 id: d71bdacb2a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年2月12日 22時

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