翔太side ページ45
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4限目が終わってお昼休み
スマホを開くと、家族のグループトークに通知マークがついていて
「...は?」
開いてみたら涼太が早退したって連絡
慎「どうした?」
「涼太早退したって」
慎「えー!?体調悪かったの?」
「いや、そんなに...。確かに昨日の夜あんま食べてなかったけど」
ジ「早退なんて滅多にないもんね。心配だし連絡しよ〜」
ジェシーは早速スマホを開いて、涼太に連絡をとっている様子
そうじゃん、俺も涼太に連絡しよ
弁当を片手に返事を待てば、帰ってきたのは素っ気ない「大丈夫」の返事
いや、大丈夫だったら早退しねぇじゃん!聞きたいのはそういうことじゃないし!
ソワソワする俺は慎太郎とジェシーになだめられて
いつもは寝てしまう5.6限目も早く終わらないかと何度も時計を見た
やっと帰りのHRが終わって、カバンを持って立ち上がると寄ってくる2人
「ダッシュで帰る」
慎「心配だけど俺ら部活だしなぁ」
ジ「涼太にお大事にって伝えといて〜」
「うん、ありがと!じゃあな!」
いつもより1本早いバスに乗れるように走って学校を後にした
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作者名:きゅん | 作成日時:2024年1月1日 22時