涼太side ページ5
゚
なんだかんだ2ヶ月ぐらいたって今は6月
寒暖差が激しくて気候も安定しない今日この頃
明け方、肌寒くて目が覚めて
布団をかぶり直してもう少し寝ようと思ったら聞こえてくる荒い息遣い
2段ベッドの下を覗けば顔を真っ赤にした翔太が寝ていた
「翔太、翔太、大丈夫?」
翔「んん...はぁ...はぁ...」
「起きてる?しんどいよね、辰にぃ起こしてくるね」
起きてるのか寝てるのか、ぼーっとして朦朧としている翔太に声をかけて、急いで部屋を出た
コンコン...
まだ夜に近い時間だから、悪いなと思いつつ、扉をノックして開ける
「辰にぃ、ねぇ、起きて...」
辰「んー?...りょうたぁ?どうした?」
「翔太熱出してる」
辰「...まじか」
要件を伝えれば、パッと起きてくれて、俺らの部屋まで急いでくれた
辰「翔太〜?うん、しんどいね。どこが辛い?」
翔「さむ...」
辰「寒い?毛布足そうか」
「後で俺用に出すから、俺のやつ使って」
辰「ん、ありがと」
「体温計とか持ってくるね」
翔太の体調を確認は辰にぃに任せて、リビングで体温計や冷えピタ、スポーツドリンクの用意
今でこそなくなったけど、翔太は体が弱くて小さい頃は入院沙汰も何度かあったから、体調崩すと心配になる
今回もなんともないといいんだけど...
゚
523人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きゅん | 作成日時:2024年1月1日 22時