僕でいること (ページ34)

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康二side ページ34

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｢涼太、涼太〜。起きれるか？｣

涼｢ん...｣

翔｢家ついたよ｣

涼｢あ、ごめん...｣

｢眠たい？着替えて部屋で寝る？｣

涼｢ん、そうする｣

翔太にもたれて寝てた涼太は、カバンを持って家に入っていった

｢疲れとるなぁ...。体調大丈夫やろか｣

翔｢熱はなさそうだった｣

｢そっか。ありがとうな｣

2人で家に入ると、早々に手を洗って、階段を上がっていく涼太の姿

｢翔太はどうする？｣

翔｢俺も部屋で宿題してくる｣

｢ほな夕飯になったら呼ぶな？｣

翔｢うん、ありがと｣

双子は部屋が一緒やから翔太はリビングかなと思ったけど、やっぱり心配で離れたくないんかな

蓮｢おかえり。2人ともどうしたの？｣

｢涼太が眠たいから部屋で寝るって言うてて、翔太も部屋で宿題するんやって｣

ラ｢学校疲れたのかな〜？｣

｢せやなぁ。まぁ具合悪いわけではないみたいやし、ゆっくりさせたろ｣

心配する大学生2人を引き連れてリビングに入る

蓮｢ジュース飲むかな？｣

ラ｢持ってってあげよ〜。翔太は飲むでしょ｣

楽しそうにジュースとお菓子を用意するのを横目に俺は写真の整理

｢翔太は宿題する言うてたからあんまり邪魔せんようにな〜？｣

｢はーい｣という緩い返事を返す2人を見送った

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