検索窓
今日:192 hit、昨日:177 hit、合計:66,212 hit

辰哉side ページ30




土日は出かけたりもせず、兄弟達と家でゲームをしたりお話したりでゆっくり過ごした


涼太は貧血で倒れることもなく、体調は良くなったみたい


そして今朝、学校へ行くために2人を起こす


正直俺は遅刻、ズル休み常習犯だったけど、双子にはしっかりして欲しいという親心ならぬ兄心


寝起きの悪い翔太に手こずりつつも、準備をさせて、朝食を食べさせる


「...涼太?眠たいの?」


涼「大丈夫。ごめん、ぼーっとしてた」


翔「大丈夫?」


涼「うん、ごめんごめん」


お箸を片手にぼーっとしてた涼太


寝起きの悪い翔太ならまだしも、珍しい光景


やっぱり本調子ではないのかな


涼「ごちそうさまでした」


「はーい。あ、涼太ちょっと熱計って」


涼「えぇ、熱ないよ?」


「ん、ないならそれで安心だから」


亮「体温計いるー?はい!」


「ありがと〜」


自分も朝食を食べようと、用意してた亮平がついでに体温計を取ってくれた


体温計を渡せば素直に測ってくれるあたり、自覚症状はなさそうかな


きっと本当に熱でもあったら嫌がりそうだし


涼「...はい、36.3℃ ね?大丈夫でしょ?」


「はいはい、ごめんね。でも具合悪くなったら...」


涼「保健室ね。それも大丈夫」


ちょっと過保護すぎたかな


呆れたように笑う涼太を見て少し反省


もう高校生、ほっといて欲しいだろうに...


「あ、翔太もついでに体温確認しよ!」


翔「はぁ!?しなくていい!めんどい!遅刻する!」


「まだ時間大丈夫でしょ〜?30秒だから」


翔「もう!うざい!」


嫌がる翔太にも体温計を挟ませて...


まぁ平熱だったから翔太の機嫌を損ねるだけの結果となった


亮「あんまりしつこいと嫌がられるよ」


「だって〜」


亮「まぁ、心配なのは分かるけどさ」


涼・翔「いってきまーす」


「はーい、行ってらっしゃい」


亮「気をつけてね〜」


今日も楽しい一日を過ごせますように


そんな気持ちで送り出した


涼太side→←大介side



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (83 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
523人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 宮舘涼太 , 絆系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きゅん | 作成日時:2024年1月1日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。