僕でいること (ページ2)

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涼太side ページ2

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｢いってきます｣

翔｢いってきまーす｣

家を出て、学校へ足を進める

学力のレベルまで同じだった俺らは、同じ高校を受験して、合格した

翔｢お、ジェシーと慎太郎じゃん｣

｢ほんとだ｣

翔｢おーい、おはよー｣

ジ｢あー！翔太と涼太！おはよう！｣

慎｢おはよう！一緒に行こうぜ〜｣

｢いいね、一緒にいこ｣

ジェシーと慎太郎もたまたま同じ高校を受験して、同じ学校へ進学

俺らは幼なじみでご近所さんだから、最寄り駅が同じ

毎日一緒に登校する約束はしてないけど、たまに一緒になると朝から賑やかで楽しい

翔｢一限目なんだっけ？｣

慎｢数学でしょ。課題やった？｣

翔｢やば！やってねぇ...お願い、うつさせて！｣

慎｢貸しイチだからな〜｣

ジ｢涼太は一限目なに？｣

賑やかな2人をぼーっと見つめていると、いつの間にか隣に来ていたジェシーに話しかけられた

｢歴史かな｣

ジ｢うわ、眠いやつ！｣

｢寝ないように頑張るよ笑｣

なんで俺だけ教科が違うかと言うと、クラスが離れたから

三人の中でなんで俺だけなんて思うけど、愚痴ってても仕方ないからね

話していたらあっという間に学校に到着

翔｢涼太、また帰りね｣

慎・ジ｢ばいばーい｣

3人に手を振って、俺も教室に向かった

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