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康「俺はこんなに大好きなのに、なかなか蓮には伝わらんなぁ〜」
亮「康二。お前の愛、重すぎ(笑)蓮はマイペースだから、いつもこんな感じよ?」
康「嘘やん!ラウールには甘々やん!!さっくんと阿部ちゃんといる時だってニッコニコしとるし」
亮「そりゃあ、家族だからね。ちょっとツンデレな所があるだけだから、そのうち康二にも懐いてくれるって」
阿部ちゃんはアハハッと可愛く笑うと、夕飯を作るためにキッチンに入ってしまった。
康「蓮のサバサバしてクールなとこって、絶対に阿部ちゃん譲りな気がするわ........」
壁にのの字を指で書きながらいじけてると、さっきまで蓮に抱っこされてたラウールが、テテッと寄ってきた。
ラ「ラウ、こじとごはんするのすきー!」
康「ラウ.........!!!」
ラ「こじーー♪」
やっぱりラウールは俺の天使や!
脚にしがみ付いてきたラウを抱き上げると、マシュマロほっぺにすりすりと頬擦りをする。
それを見ていた蓮が、治安の悪い顔で小さく舌打ちをした。
蓮が俺にデレる日って、ほんまに来るんかな?
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作者名:anzu | 作成日時:2020年12月17日 16時